掛軸(仙厓)買取ました!

掛軸(仙厓)買取/福岡市早良区で掛軸や茶器、有田焼や硯など買取り致しました。主に掛軸が多く仙厓和尚の作品コレクターさんだったようで真贋問わず沢山、お持ちでした。真作のみ数点高価買取りさせて頂きました。ありがとうございました。

仙厓の掛軸の画像
仙厓さんの掛軸はとても贋作が多く箱書きに〇〇鑑識という証明書類があるものには高価買取ができます。以前には私が本物だと思い買取した仙厓さんの掛軸がありましたがやはり贋物ということで勉強させて頂きました。それだけ有名な方の作品は偽物が多いようです。仙厓さんは、寛延3年(1750)、美濃国(みののくに)(岐阜県)武儀(むぎ)郡南武芸村に生まれ、天保8年(1837)に88歳で亡くなられた方です。。宝暦10年(1760)に美濃清泰寺の僧侶となり、明和5年(1768)に武蔵東輝庵の月船禅彗に師事。のち、寛政元年(1789)から文化8年(1811)に至る23年間を筑前博多聖福寺の第123世住持としてすごします。隠退ののち88歳の生涯を閉じるまで、詩書画三昧(ざんまい)の生活に入り、多くの絵画を遺しました。自由闊達でユーモラスな絵画を多数描き、その画境そのままの人柄で博多の人々に敬愛された方です。お坊さんとしては博多の名刹聖福寺(めいさつしょうふくじ)の住職を、第123世と第125世と、2度のおつとめをされた禅宗のお坊さんです。遷化(せんげ)(亡くなる)されるまで、1000点以上の絵や書を残しておられます。なお昭和初期に「仙厓ブーム」ともいえるほど仙厓の研究熱が高まった時期があり、多くの作品が各地から発見され、逸話や論説が乱立したそうです。仙厓の絵のコレクターとして出光佐三が知られ、そのコレクションは東京の出光美術館に収蔵されています。主要作品『指月布袋』『寒山拾得』『○△□』『鬼』『文殊菩薩』『宝船』『水月観音』 他です。

仙厓とお酒と聖福寺のお話

仙厓和尚は、酒を愛し、酒を題材にした作品も多く残しています。彼の作品には、酒を飲むことの喜びや、酒を通して人と人とのつながりが生まれる様子などが描かれています。仙厓和尚にとって、酒は単なる飲み物ではなく、人生の楽しみであり、悟りのための手段でもあったようです。彼の作品を通して、酒と禅の意外な関係性を知ることができます。

聖福寺と仙厓和尚

聖福寺は、仙厓和尚にとって、晩年を過ごした大切な場所でした。彼は聖福寺で多くの作品を残し、多くの人々に慕われました。現在も聖福寺には、仙厓和尚の足跡がいたるところに残されています。彼の作品を鑑賞したり、彼の足跡を辿ったりすることで、彼の生き様や禅の教えを身近に感じることができます。お寺には仙厓和尚の作品を展示する「仙厓和尚墨跡資料館」があります。資料館には、絵画、書跡、法語など、仙厓和尚の多才な才能を示す作品が数多く展示されています。聖福寺を訪れたら、ぜひ仙厓和尚墨跡資料館を訪れてみてください。彼の作品を通して、禅の教えとユーモアを同時に味わうことができるでしょう。

仙厓和尚の代表作品

  • 酒呑み達磨
  • 一休和尚と猫
  • 布袋和尚
  • 蛙と蛇
  • 三猿
  • 諸行無常
  • 南無阿弥陀仏

参考文献

  • 仙厓和尚墨跡資料館
  • 聖福寺
  • 仙厓和尚の書画
  • 禅と酒

まとめ

仙厓和尚は、酒好きでユーモアあふれる禅僧です。彼の作品は、禅的な悟りの境地をユーモラスな筆致で表現しており、見る人に深い悟りを与えてくれるだけでなく、クスッと笑わせてくれるようなユーモアも持ち合わせています。聖福寺は、仙厓和尚が晩年を過ごした大切な場所です。現在も聖福寺には、彼の足跡がいたるところに残されています。彼の作品を鑑賞したり、彼の足跡を辿ったりすることで、彼の生き様や禅の教えを身近に感じることができます。

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