「キューピー人形」買取りました!

 

福岡県北九州市のおもちゃコレクターのお家よりキャラクターの人形やソフビを買取致しました。このミニチュアは「キューピー」人形の小さなフィギュアです。昭和20年代の物だそうで材質は樹脂ですが縞模様のあるとても珍しいキューピー人形です。

 

キューピー人形

キューピー (Kewpie) とは、1909年に米国のイラストレーター、ローズ・オニール(Rose O’Neill、1874年6月25日 – 1944年4月6日)がキューピッドをモチーフとしたイラストで発表したキャラクターです。1913年3月4日、登録第43680号意匠特許として、アメリカ合衆国連邦特許商標庁に登録されたことで、今日親しまれているキューピー人形が誕生しました。1914年よりアクションキューピー人形が続々作られるようになりました。可愛いしぐさ、ほのぼのとした動作、心を和ませる絵物語風の人形です。これらのキューピー人形の登場で、キューピーの人気はさらに沸き上がり、アメリカでは“キューピー狂時代”と呼ばれるほどの大キャラクターブームが起こりました。その人気にあやかり、また安心で安全なイメージがあったために、キューピーは食品広告に多く使われました。キューピーは元々はローマ神話に出てくる恋愛の神キューピッドcupidをかわいらしくおどけた表情につくったマスコット人形です。頭のとがった裸体の童形で、背中に小さな羽がはえておりセルロイド、ゴム、プラスチック、陶製などがあり、大きさも種類が多い人形です。1912年以降欧米で人形が製造され初期の人形は陶製やセルロイド製が主で、やがて日本にも輸入され、国産品も盛んに出回るようになります。大正期から昭和10年(1935)ごろにかけてセルロイド玩具産業は全盛期を迎え、キューピー人形はその花形となりました。意匠もさまざまで大小数十種が生産され、逆に欧米へ輸出されますが第二次世界大戦後は可燃性を避け、プラスチック製となりました。ありがとうございました。

★そもそもキューピッドとは…
キューピッドは、ローマ神話に登場する恋の神で、背中には翼が生え、手には弓矢を持った少年の姿をしています。彼が放った矢に当たると、恋心を抱くと言われているため、恋の協力者のことを彼に例えて「恋のキューピッド」などと呼ばれることがあります。また、ギリシャ神話にも同様の神が登場し、愛情を司る存在であるとされています。とてもロマンチックな伝説ですね。昔の漫画ではよく「キューピット」は出てきます。特にMGMのアニメなどはよく使われていますね。私も幼少の頃、「トム&ジェリー」によく出ていたのを覚えております。

セルロイドとは
セルロイドはニトロセルロースと樟脳を合成することで作られた世界最初の人工プラスチックです。1856年にイギリス人のアレキサンダー・パークスによって発明されましたが最初は「パークシン」という名前で売り出されました。その後、改良が重ねられセルロイドは、初めてビリヤードのボールとして製品化が実現します。その後「セルロイド」という名前は1872年に正式に命名されます。メガネのフレームや万年筆の筒、洋服のボタン、おもちゃの人形、食器類の取っ手、卓球のピンポン玉などシンプルな工業製品に使用されてきたセルロイドですが現在では火災などの懸念があるためほとんどは他のプラスチック素材にとって変っており現代でセルロイドが使用されている製品は楽器やギターのピックぐらいです。余談ではありますがこのピックですが私はギター弾きなのでセルロイドからプラスチックに代わると音も変わってしまうので反対です(笑)

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