ビンテージカメラの買取

カメラ(アンティーク)の買取/
福岡県北九州市でアンティークな腕時計やカメラ、茶道具、掛軸、おもちゃなど買取り致しました。このカメラはミノルタという国産メーカーの一眼レフです。一眼レフとは撮影に使用するレンズと撮像面(フィルムもしくは固体撮像素子)の間に鏡(ミラー)を置き、実際に撮影されるイメージを光学ファインダーで確認することができるものをいいます。 撮影用の光学系とファインダー用の光学系が一系統であるため(一眼)、ファインダーから見える像が撮影される写真の像と一致します。
カメラの画像

尚ミノルタというメーカーは1928年日独写真機商店として創業,1931年モルタと改称,1937年千代田光学精工として改組設立,1962年ミノルタカメラとなります。1959年アメリカ合衆国,1965年ドイツ連邦共和国(西ドイツ),1975年フランスに販売会社を設立するなど,海外にも積極的に進出します。1994年ミノルタに社名変更。当初は中級カメラを中心に発展,光学ガラスの自社一貫生産を確立し,小型カメラから高級カメラ,電子複写機,マイクロ機器,事務機器などを手がけた会社です。下はカメラの始まりです。参考までに…

トイカメラ
1826年 カメラ・オブスキュラによる風景の撮影に成功
1839年 銀板写真による実用的な写真技術の完成
1841年 ネガが開発される
1848年 日本に写真が伝わる
1851年 湿板の発明
1862年 日本に商業写真家が誕生
1871年 乾板の発明

蛇腹カメラ
1889年 ロールフィルムの登場
1903年 日本の量産カメラ第1号が誕生
1929年 近代二眼レフカメラの登場
1948年 インスタントカメラ、ポラロイドカメラの誕生
一眼レフカメラの発展
1986年 レンズ付きフィルムカメラの登場
2002年 デジタルカメラがフィルムカメラを逆転

カメラオブスキュラ…写真を撮影するための装置をいいます。カメラの起源はカメラ・オブスキュラcamera obscuraであり,これは〈暗い小部屋〉という意味のラテン語です。すでに前3世紀の幾何学者ユークリッドは,暗い部屋の壁面の小孔を通る光線により外の風景が投影されることを認めていたといわれ,また11世紀ころにはアラビア人たちが天幕製のカメラ・オブスキュラを楽しんでいたという話が伝えられています。

湿板と乾板…フィルムは、カメラの中に入っていて、そこに映った景色や人物を写し取る役割をするものです。フィルムには、大きく分けて「湿板」と「乾板」の2種類があります。

湿板

湿板は、ガラスの板の上に感光剤を塗って作ります。感光剤とは、光を当てると反応して黒くなる物質のことです。湿板は、撮影直前に暗室で感光剤を塗り、すぐにカメラにセットして撮影します。

■湿板の特徴は、以下のとおりです。

画質が非常に高く、現代のデジタルカメラと同等もしくはそれ以上の解像度を持っています。
ネガフィルムなので、プリントして反転させる必要があります。
感光剤が乾くと使えなくなるので、撮影直前に作らなければなりません。
湿板は、1851年にイギリスのウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボットによって発明されました。当時は、写真撮影は非常に高価で、湿板の写真は貴重なものでした。

日本では、幕末にアメリカから湿板が輸入され、日本の写真の黎明期を支えました。坂本龍馬や勝海舟などの有名人の肖像写真も、湿板で撮影されたものです。

乾板

乾板は、ガラスの板の上に感光剤を塗って、その後に透明なフィルムで密閉したものです。湿板と異なり、撮影前に感光剤を塗る必要がなく、カメラにセットしてすぐに撮影することができます。

乾板の特徴は、以下のとおりです。

湿板に比べて扱いやすく、携帯性に優れています。
ネガフィルムなので、プリントして反転させる必要があります。
乾板は、1871年にフランスのジョゼフ・ニーセフォール・ニセフォールによって発明されました。湿板に比べて扱いやすく、携帯性に優れた乾板は、すぐに普及し、写真撮影がより身近なものになりました。

日本では、1900年代初頭から乾板が主流となり、現代のフィルムカメラやデジタルカメラに至るまで、フィルムの技術は進歩を続けています。

最後に…湿板は、画質が非常に高く、歴史的な価値のある写真が数多く残されています。乾板は、若干の画質は劣りますが湿板に比べて扱いやすく、携帯性に優れているため、現代でも趣味やアートとして楽しまれています。

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